2016年東欧散策【設計部 小河】2016年09月18日 15:54

2年半ぶりにブログに登場させて頂きました。設計部の小河と申します。
過去3回のブログでは、ドバイ2回、パリと弾丸での競馬観戦をご紹介させて頂きましたが、
4回目の今回はまともな旅の様子をお伝えしましょう。
渡航国も60ヶ国を超えましたが、世界は200ヶ国以上あります。
人生の旅はとうに後半戦ですが、世界の旅はまだまだ前半戦ですね!

■ハンガリー・ブダペスト
ハンガリー・ブダペストは旧東欧圏の中ではとても明るくて華やかでした。何せ観光客が多くて、気候も良い季節でしたので、一層明るい雰囲気でした。
旧東欧圏はソ連の「スターリン様式」と呼ばれる建築や街並みが特徴的に残っているところも多いのですが、そんな様子もあまりありません。
また、昨年よりシリアからドイツへの難民がブダペストで足止めされて駅に大挙して滞留しているという情報もあって身構えましたが、そんな様子はあまり感じません。でも日本人観光客は少ない印象でした。
首都ブダペストは中央にドナウ川が流れ、川を隔ててブダ、ペストという2つの地区が合わさってブダペストという地名になったそうです。
ドナウ川には橋がいくつか掛かっていますが、代表的なものが「くさり橋」と呼ばれる橋です。鉄骨で組まれていますが、トラスの形状や鉄の質感が素晴らしく美しい。夜景はさらに美しいものでした。
ドナウ川を挟んでの美しい街並みをご覧ください。

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※クリックで大きな写真へ

ハンガリーの国会議事堂も壮大で美しい建築物です。ツアーで内部を見学することができますが、内部の装飾も息をのむほどの煌びやかです。こうした美しい国会議事堂はヨーロッパでは一般的ですが、日本のものは比べると悲しくなりますね。

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その他、ハンガリーで代表的に有名なものは温泉です。市内に100を超える温泉があるそうで、日本の都市よりも温泉大国と言えますね。見た目は温泉というより温水プールという感じもしますが、一番有名な温泉に行ってみました。世界ふしぎ発見でも紹介されていた「セーチェーニ温泉」、黄色い建物が目立ちます。
写真は入場して内部からのものです。3千円近い入場料を払いロッカー付き更衣室でレンタルの水着に着替えてプールのような浴槽に入ってみると...ぬるい!多分30℃前半ではないかと...。
廻りを見ると、この温泉名物のチェスをする人々、プールのように寝ている人など様々で面白いです。男女混浴(水着着用)で僕はアジア系で目立つのか周囲の視線が多い感じもしますし、男性に写真を何枚か撮られました。
1時間浸かっていましたが、温まる感じは全く無く上がると寒かった。でも名物を堪能しました。

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■ルーマニア・ブカレスト
ルーマニアはハンガリーの南東で、セルビア、ブルガリア、ウクライナ、モルドバなどと接する、完全に東欧圏内で、旧ソ連の影響を色濃く残している街並みでした。
ルーマニアといえば有名なのは、やはり独裁者チャウシェスク、体操競技の妖精コマネチではないでしょうか?
僕自身もそんな印象しかなかったのが正直なところですが、行ってみてやはり色々と感じました。
着いてすぐに訪れたのは、独裁者チャウシェスク大統領が個人のために建てた「国民の館」という、単一の建造物ではアメリカにあるペンタゴンに次ぐ世界第2位という巨大なものです。
部屋数が3千を超え、正確な数は分からないそうです。工事中にチャウシェスク政権が倒れたため、工事はまだ完成していないという説もあり、内部をツアーで廻りましたが見られる箇所はごく一部のみ、そこも整理されていない様子でした。
まだ30年程度の新しい建築物ですが、当時の国中の粋を集めていたこともあり、煌びやかさは相当なものです。建築中のその裏で国民が飢えに苦しんでいて、東欧や旧ソ連の影響化による独裁体制が続いていたのですから何とも言えませんが...。
その後、チャウシェスク大統領の眠るお墓にも訪ねてみました。普通の墓地に、普通の墓石の下に眠っているとのことでした。数年前にすり替え疑惑で掘り起こしたということですが...。
ルーマニアは、僕が30ヶ国近く訪ねたヨーロッパの国の中では一番旧ソ連のいわゆる共産圏の香りが残っていて、旧ソ連崩壊からの発展も遅れているように見えました。中央駅にはストリートチルドレンがマンホール内の下水管に住んでいて治安が良くなく、スリや犯罪も多いそうです。野良犬も多くて狂犬病の心配があるなどありますが、街の人々は気軽に助けは?と話しかけてくれて、気さくな人柄も見えました。これからもっと発展するであろうルーマニア、また数十年後に訪ねてみたいところでした

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■ブルガリア・ソフィア
ルーマニア・ブカレストからブルガリアのソフィアへは、1日1便しかない小さな飛行機での移動になりました。
隣国なのに往来が少ないようで鉄道は乗継で12時間以上掛かる、バスはもっと時間掛かるなど、不便でした。
ブルガリアは日本人にはヨーグルトのイメージくらいしか無いかも知れません。
ルーマニアと同じく旧東欧圏で色々と身構えていましたが、空港から市内への地下鉄が新しくてきれいでびっくりしました。
首都・ソフィアは高いビルもなく整理された美しい街並みが広がっています。丸っこいアレクサンダル・ネフスキー寺院がソフィア中心のシンボルです。ソフィア中心部は旧東欧圏という印象はほとんどありません。この25年でそんな雰囲気を頑張って払拭した様子が伺えました。

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1日を使ってツアーでソフィア郊外のリラの僧院という世界遺産を訪ねました。14世紀からの歴史で現在のリラの僧院は19世紀に建て替わりましたが、フレスコ画と装飾は見事なものでした。郊外の田舎で天気も良かったので、最高の郊外散策になりました。

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ヨーグルトが名物なのは間違いありませんが、ギリシャのように街のあちこちにスタンドがあるとかではありませんでした。スーパーで数多くの種類、レストランでのデザートはヨーグルトものがあるなどで、それよりもブルガリア名産はバラの花を使った様々な化粧品、石鹸、香料などです。これら東欧の諸国は物価が安いので、気軽なお土産として喜ばれそうです。

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以上、ちょっと長くなりましたが今年訪ねた東欧諸国の旅のリポートでした。
少しでも興味を持って頂いて、もしも行きたくなられたら幸いです。

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